2007年09月20日(木) 独言 No.4
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ガマの油と蟾酥 ( センソ ) は、漢方薬 (生薬 ) の中では数少ない毒薬の一つで、支那ひき蛙 ( 学名:Bufo bufo gargarizans Cantor ) の毒腺の分泌物 ( 皮膚腺、または耳腺から排出された乳白色の毒薬の分泌物を固めた物 ) です。これぞまさに毒も使いようで、毒薬も使い方によって素晴らしい良薬になるのです。
蟾酥 ( センソ ) は、シノブファギンやブフォタリンなどの強心成分を含んで強心利尿剤として使われ、民間薬としては六神丸に配合されています。
薬効としては鎮痛・排毒作用があり、悪性腫瘍 ( 皮膚癌など ) に効果があります。主に塗り薬として効果を発揮し、毒をもって毒を制するということです。
さて、ガマの油ですが、中国から蟾酥 ( センソ ) が日本に高価な生薬として輸入されて来たとき、日本の薬学者たちは、これと同じ物がどこかに無いかと日本中を探し回りました。
彼らは、もし同じ物が国内にあれば、高いお金を出さなくても良いと考え ( 動物薬は現在でも特に高価 ) 、筑波山麓にて四六のガマと呼ばれるガマ蛙を探し当てました。
彼らはこれから蟾酥 ( センソ ) が採れると信じていましたが、詳しい調査の結果、薬効としては単なる傷薬程度の効果しかないことがわかりました。現在と違って正しい情報を得にくい時代だった為、このようなことは数多くあったようです・・・。
余談になりますが、熊の胃と呼ばれる動物薬 ( 熊の肝臓 ) は、現在1gが小売値で1万〜1万5000円、高い場合は2万円はします。 ( 相場により価格変動 )今まで上記エピソードのような間違いは数多くあった訳ですが、海狗仁 ( カイクジン・・・オットセイのペニスや睾丸 ) 、牛黄 ( ゴオウ・・・牛の胆石 ) 、犀角 ( サイカク・・・黒犀の角で、はしかの特効薬 ) 、鹿茸 ( ロクジョウ・・・マンシュウジカのまだ角化していない幼角 ) など、高額の動物薬を数えたら、それこそキリが無いのです・・・。
ただ、動物薬は高価なだけに、用いたときの効果は目を見張るものがあり、病院で各種検査をすればそれこそ結果 ( 効果 ) は一目瞭然です。動物薬に関するご質問やご相談などがありましたら、お気軽にご連絡ください。
※動物の体の一部、分泌物や体液を動物薬と説明しました。動物用の薬とは異なります。
漢方薬のホミカ薬品店は、漢方薬・東洋医学の専門薬品店(大阪府守口市)。B型肝炎やC型肝炎、肝臓病、皮膚病、各種症状に応じたホミカ薬品店特製の漢方薬を扱います。
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